2012年05月06日

ユダヤ人

社員13人の写真共有アプリを開発したベンチャー企業を、10億ドルもの巨額で買収したSNS大手の米Facebook社。成長の留まるところを見せない、まさに現代社会の成功者と呼べる存在です。
 例えば、ユダヤ人が常に物事を多面的に見て状況判断する姿勢。ユダヤ人は、リンゴが木から落ちるのを見て「なぜ天空に吸い上げられずに地面に向かって動くのか」と考えるのだそうです。ビジネスにおいても、常に世の中の流れと逆の発想で思考する彼らは、不況をいち早く察知し、すぐに撤退や路線変更します。逆に好況のときには手を広げすぎず、慎重に行動するのだとか。この多面的な判断と堅実な行動に基づいた独特のリスク管理こそが、ユダヤ人が成功する理由なのです。Palmo パルモ

 このFacebook社と、インテルやゴールドマンサックス、モルガン・スタンレー、ニューヨーク・タイムズなど、世界の名だたる企業にはある共通点があります。あるいは「マーク・ザッカーバーグと、映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグとの共通点」と言ったほうが分かりやすいかもしれません。
 答えは、ユダヤ系であること。ユダヤ人は太古の昔から「流浪の民」として様々な国で差別や偏見にさらされ、20世紀にはナチス・ドイツによる大虐殺を受けた悲劇の民族。これほど波乱のバックボーンを持ちながら、なぜ成功者が多いのでしょうか。
 自らユダヤ教に改宗し、日本人からユダヤ人になった国際弁護士の石角完爾(いしずみ かんじ)氏は、著書『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』の中で、ユダヤ人の成功の理由を明かしています。WEB本の雑誌





Posted by kj at 11:43